飼いたい種類を探す

水槽で飼いやすい種類の選び方美しくて楽しい鑑賞魚たち。

熱帯魚、メダカ、金魚、水草の特徴と楽しみ方

一緒にいて楽しいお魚と暮らすためにconcept

興味を持てる種類から飼い始めるのが成功の秘訣です。

店内イメージ

愛着の湧く好みの鑑賞魚から飼い始めれば飼育にも熱が入って水槽の中の環境もますます良くなり、いっそう調子の良くなった熱帯魚やメダカは、ますます美しさに磨きをかけ、更に愛着が湧いてくると言う好循環になります。ですから最初はいかに好みの種類を見つけるかというのも大切なポイントです。

ところで一般には金魚やメダカは丈夫で飼いやすく、熱帯魚は難しいと思われている場合もありますが、世界にはもちろん金魚やメダカより丈夫な魚はいくらでもいますし、そのような種類を選べば、金魚やメダカよりも楽に飼育することもできます。

熱帯魚の中にもディスカスやチョコレートグラミーなどのように、少し飼うのが難しいと言われている種類もいますが、そうは言いましてもショップで普通に売られている熱帯魚はいわゆる一般種と呼ばれるもので、こうした魚たちは金魚やメダカに比べても、天と地ほどの違いがあるというわけではありません。

それに金魚やメダカは一般に思われているほど安易な種類でもなく、このことは人生を金魚やメダカに賭けてきたプロフェッショナルになるほど良くわかっていたりするものです。

ちなみに熱帯魚には本当に飼育の難しい種類もいますが、一般のショップでは維持できず損失になってしまうので、ほとんど入荷しません。このような種類は一般には知られることのない特異なグループで、極彩色に彩られた美しい種類も多く、実に魅力的です。いずれこうした種類を飼育してみたいと思っているのであれば、1.濾過器や砂を使わず、2.一ヶ月に5分の1以上の水を換えず、3.5リットル以下の水槽で、熱帯魚を二世代以上にわたって繁殖維持できる知識と技術がひとつの目安になってきます。このあたりについては、「水槽の立ち上げ」の項でも少し触れてみたいと思います。


Q&A

最初はどのような種類から飼い始めるのが良いですか?

まず、金魚かメダカか熱帯魚の、いずれかがおすすめです。鯉は池で飼うのに向いていますし、海水魚は淡水魚に比べると水の汚れに極めて弱く、おすすめできません。金魚は意外に大きくなりますので、少なくとも60センチの水槽は欲しいところです。メダカも実は大きな水槽で飼育した方が良い種類ですが、金魚鉢やメダカ鉢での飼育も楽しいものです。

熱帯魚は大きく分けて、大型魚(だいたい30センチ以上)、中型魚(だいたい10センチ以上)、小型魚(だいたい10センチ未満)のように大きさ別の他、弱アルカリ性の硬水を好む種類、弱酸性の軟水を好む種類、(あるいはそれ以外の水質を好む種類)がいて、それぞれ同じグループでの飼育が望ましいです。小型魚なら60センチ以下の水槽で良く、中型魚なら90センチから180センチ、大型魚なら奥行きが90センチはある180センチ以上の水槽が適しています。※魚のサイズはあくまで鑑賞魚としての大型魚、中型魚、小型魚です。

熱帯魚を飼育するのであれば、熱帯魚のカタログをひとつ買っておくと、眺めているだけで楽しい気分に浸れます。おすすめは「世界の熱帯魚&水草カタログ」です。「ベタはフタのない水槽でないと飛び出す」など(実際には水槽のフチと水面がベタの体長(ヒレを入れない長さ)くらい空いていれば大丈夫、というか、むしろフタはない方が良い)、情報の正確さにおいてはインターネット上で広く信じられている迷信を載せてしまっているようなところもありますが、熱帯魚カタログとしての用途に限れば、とてもおすすめできるクオリティです。

いずれにしてもまずは一種類、これと思った種類を徹底的に極めるつもりで飼育することをおすすめします。また、あえて水草を主役にした水槽もたいへん奥深く魅力的です。ぜひ一度は試してみて欲しいと思います。

やめておいた方が良い熱帯魚といえば?

まずは食性の特殊な熱帯魚です。生きたエサしか食べない魚は飼うのにコストと手間がかかります。特にパラドックスフィッシュやパイプフィッシュのように、プランクトン食の熱帯魚はエサがやっかいですし、リコリスグラミーなど、人工飼料をあまり食べてくれない種類ではこうした生き餌を与えずに育てると栄養失調で繁殖に支障をきたしてしまうことがあります(ブリーディングができないわけではないですが……)。

次に大きさです。熱帯魚ショップには数メートルにもなる大型魚の幼魚が普通に売られています。レッドテールキャットなどはかわいさに負けて買ってきてしまうと、みるみる大きくなり、同居魚を全て食べ尽くしたあげく、水槽からあふれんばかりに大きくなります。コイと違って水槽に合わせて成長がとまるなんてこともなく、エサをあげただけ際限なく大きくなりますし、食べる量もハンパじゃありません。小赤100匹なんておやつにもなりません。水槽やエサ代、電気代など、よほど経済的な余裕がない限り、こうした大型魚の飼育は諦めた方が良いでしょう。

また、気の荒い種類は他の熱帯魚と一緒にできなかったり、水草を食べてしまう草食性の熱帯魚や、他の熱帯魚のウロコを食べてしまうスケールイーター、小魚を主食とするフィッシュイーターなど、混泳に適さない種類は一匹だけで飼うつもりがないとやめておいた方が無難です。

それからピラニアのように大けがを負わされてしまう危険のある熱帯魚も要注意です。淡水エイ、肺魚などは特に危険!詳しく知りたい方にはおすすめのサイトがあります。 > 熱帯魚の飼育 初心者救出編